50代の眉メイクでは、若い頃と同じ描き方を続けていると、眉だけが強く見えたり、反対に細すぎて顔全体が少し寂しく見えたりすることがあります。眉は顔の印象を左右しやすい部分だからこそ、濃く描き足すことより、今の眉毛を生かしながら自然な太さと色に整えることが大切です。
眉毛がまばらになった部分や眉尻が短くなった部分は、アイブロウペンシルやパウダーを使って少しずつ補えます。また、髪色や普段のメイクに合わせて色を選ぶことで、眉だけが浮いて見えるのを避けやすくなります。
ここでは、50代の眉メイクで意識したい眉の太さ、形、色、アイブロウアイテムの使い分けなど、毎日のメイクに取り入れやすい基本をまとめます。
50代の眉メイクは自分の眉毛を生かして整える
眉メイクを始める前に、まず何も描いていない状態の眉を確認してみましょう。眉頭から眉尻まで毛がそろっている部分もあれば、途中だけ薄くなっていたり、眉尻だけ足りなかったりすることがあります。
最初から理想の眉を一から描こうとすると、全体が濃くなりやすくなります。毛がある部分はできるだけ生かし、足りない部分だけを補うと自然な仕上がりに近づけやすくなります。
左右を完全に同じ形にする必要もありません。もともとの骨格や眉毛の生え方には左右差があるため、顔全体を見たときに大きな違和感がない程度に整えることを意識しましょう。
自然な太さは自眉より少し整える程度から考える
50代の眉では、細くしすぎると眉の存在感が弱く見える場合があります。一方で、太さを出そうとして上下へ大きく描き足すと、眉だけが目立ってしまうことがあります。
まずは現在生えている眉毛の太さを基準にして、欠けている部分を補う程度から始めると自然です。眉の下側に少し足すと形を整えやすい場合もありますが、一度に太く描かず、少しずつ確認しましょう。
鏡へ近づいて眉だけを見るのではなく、ときどき顔全体を映して確認すると、自分に合った太さを判断しやすくなります。
眉頭は濃く描きすぎずふんわり仕上げる
眉頭が濃く四角く見えると、眉全体が強い印象になりやすくなります。眉頭はアイブロウペンシルで輪郭をしっかり囲むより、パウダーなどを使ってふんわり色をのせる方法が取り入れやすいでしょう。
眉頭の毛がある場合は、ほとんど描き足さなくてもよいことがあります。眉の中央から描き始め、最後にブラシへ残った色を眉頭へ軽くなじませると、濃淡をつけやすくなります。
左右の眉頭の高さや距離を完全に合わせようとして描き込みすぎず、自然な毛流れを残すことも大切です。
眉山は角度をつけすぎず自分の骨格に合わせる
眉山をはっきり高く描くと、きりっとした印象になりますが、角度をつけすぎると表情が強く見える場合があります。自然に仕上げたい日は、自眉の眉山を大きく変えずに整えると描きやすくなります。
眉毛をスクリューブラシでとかし、毛流れが変わるあたりを確認すると、自分の眉山を見つけやすくなります。そこから眉尻へ向けて緩やかにつなげていきましょう。
左右の眉山の高さが多少異なっていても、無理に削ったり大きく描き足したりする必要はありません。顔全体を見ながらバランスを整えます。
眉尻は細い線を少しずつ足して整える
50代になると、眉尻の毛が少なくなったように感じることがあります。眉尻はパウダーだけでは形を取りにくい場合があるため、細いアイブロウペンシルを使うと整えやすくなります。
一本の太い線を引くのではなく、眉毛を一本ずつ足すような感覚で短い線を重ねます。眉尻を必要以上に長く下げると、顔全体が下がったような印象に見えることがあるため、自眉の流れを参考にしましょう。
最後にスクリューブラシで軽くぼかすと、描いた線と自眉をなじませやすくなります。
眉色は髪色だけでなく顔全体とのなじみを見る
アイブロウの色は、黒、グレー、ブラウン、ライトブラウンなどさまざまです。髪色に近い色を選ぶ方法がありますが、髪とまったく同じ色にする必要はありません。
黒髪の場合でも真っ黒なアイブロウで全体を濃く描くと、眉が強く見える場合があります。グレーやグレージュ、落ち着いたブラウンなどを使うと、自然になじむことがあります。
明るめの髪色なら少し明るいブラウンを選ぶなど、髪、瞳、普段使うアイシャドウなどとのバランスも見て選びましょう。
白髪が混じる眉は無理に濃く塗りつぶさない
眉毛にも白い毛が混じることがあります。その場合、白い部分を隠そうとしてアイブロウを濃く重ねると、眉全体が重く見えることがあります。
眉の形はペンシルやパウダーで整え、毛そのものの色が気になる場合はアイブロウマスカラを使う方法もあります。毛流れに沿って少量をなじませると、眉全体の色をそろえて見せやすくなります。
一度にたっぷり塗ると毛が固まって見えることがあるため、ブラシについた余分な液を調整してから使いましょう。
ペンシルは毛が足りない部分を補うときに使う
アイブロウペンシルは、眉尻や毛の少ない部分を細かく描き足したいときに使いやすいアイテムです。芯が細いタイプなら、眉毛のような短い線を描きやすくなります。
眉全体の輪郭をペンシルで囲んでから中を塗りつぶすと、眉だけがはっきりしすぎる場合があります。毛が少ないところを見つけ、その部分にだけ使うことを意識しましょう。
力を入れると色が濃くなるため、最初は軽い力で描き、足りなければ少しずつ重ねます。
パウダーは眉全体をやわらかく見せたいときに使う
アイブロウパウダーは、眉の中央や眉頭など、広い部分へふんわり色をのせるときに使いやすいアイテムです。複数色が入ったパレットなら、眉頭を明るめ、眉尻を少し濃いめにするなど濃淡を調整できます。
ブラシへパウダーを取ったら、すぐに眉頭へ置かず、眉の中央から少しずつのせていきましょう。眉頭はブラシに残った色をなじませる程度にすると自然です。
ペンシルとパウダーを組み合わせる場合は、眉尻や欠けた部分をペンシルで補い、そのあとパウダーで全体をなじませる方法があります。
アイブロウマスカラは毛流れと色を整えたい日に
眉毛一本一本の存在感が強い場合や、髪色と眉色の差をやわらげたい場合には、アイブロウマスカラを使う方法があります。
ブラシについた液を容器の口などで調整してから、毛流れに沿って少量ずつなじませます。眉頭は上向き、中央から眉尻は横方向へ流すように整えると、自然な毛流れを作りやすくなります。
眉マスカラだけで形を大きく変えるのではなく、ペンシルやパウダーで形を整えたあとに使うと仕上げやすくなります。
最後にスクリューブラシで濃さをなじませる
眉メイクを終えたら、スクリューブラシで全体を軽くとかしてみましょう。ペンシルやパウダーが一部分だけ濃くなったところをぼかし、自眉とメイクをなじませやすくなります。
特に眉頭は濃くなりやすいため、内側から外側へ軽くとかします。ただし、何度も強くこするとせっかく描いた眉尻まで消えてしまうことがあるため、軽い力で十分です。
最後は眉だけを近くで見るのではなく、少し離れた鏡で顔全体を確認し、左右の濃さや太さを調整しましょう。
まとめ|50代の眉メイクは太さ・色・濃淡を自然に整えよう
50代の眉メイクでは、眉全体を濃く描き直すのではなく、自分の眉毛を生かしながら足りない部分だけを補うことが基本です。
眉頭はふんわり、眉尻は細い線で少しずつ描き、顔全体を見ながら自然な太さに整えましょう。色は髪色だけで決めず、瞳や普段のメイクとのなじみも確認すると選びやすくなります。
ペンシル、パウダー、アイブロウマスカラにはそれぞれ使いやすい場面があります。ひとつですべてを仕上げようとせず、必要に応じて使い分けながら、濃淡と毛流れを生かした自然な眉を目指しましょう。
