クッションファンデーションは、パフに取って肌へ軽くたたき込むようになじませられる手軽さが魅力です。一方で、パフに取る量が多かったり、同じ場所へ何度も重ねたりすると、厚く見えたり、目元や口元にファンデーションがたまりやすくなったりすることがあります。
50代のベースメイクでは、気になる部分をすべてファンデーションで覆うより、顔全体は薄く整え、必要な部分だけ少量を重ねる方法が自然な仕上がりにつながります。特に乾燥しやすい頬やよく動く目元・口元は、パフの使い方や力加減を変えることがポイントです。
ここでは、50代がクッションファンデーションを使うときに意識したい、薄づきに仕上げるための量の取り方やたたき方、部位ごとの使い方をまとめます。
50代のクッションファンデは最初に取る量を少なくする
クッションファンデーションを厚く見せにくくするために、最初に意識したいのがパフへ取る量です。パフをクッション面へ強く押し込むと、一度に多くのファンデーションがつくことがあります。
最初はパフを軽く押し当てる程度にし、少量から始めましょう。足りなければあとから追加できますが、最初につけすぎたファンデーションを薄く戻すのは意外と難しいものです。
パフにファンデーションが多くついた場合は、そのまま顔へ持っていかず、容器の内側や手の甲などで軽く量を調整してから使うと厚みを抑えやすくなります。
最初は頬の中央から軽くたたき込む
クッションファンデーションは、顔全体へ一気に広げるのではなく、頬の中央など肌を整えて見せたい部分からなじませます。
パフを肌へ強く押しつけるのではなく、軽く触れて離す動きを繰り返すようにたたき込みます。頬の中央から外側へ進むにつれて、パフに残っているファンデーションを使うようにすると、フェイスラインへ向かって自然に薄くなります。
左右の頬を整えたあと、額や鼻、あごへ進むと量を調整しやすくなります。最初から顔全体を同じ濃さに仕上げようとしないことがポイントです。
パフはこすらず垂直に近い動きで使う
クッションファンデーションは、パフを横へ滑らせて塗るより、肌へ軽くたたくようになじませる使い方が基本です。
横へ何度もこすると、先に塗った化粧下地が動いたり、ファンデーションが一部分に集まったりすることがあります。パフを肌へ軽く当て、そのまま離す動きを細かく繰り返しましょう。
力を入れて何度もたたく必要はありません。ファンデーションを押し込もうとするのではなく、肌表面へ薄い膜を重ねるような感覚で使うと、自然な仕上がりを作りやすくなります。
目元はパフに残った少量だけで整える
目元は表情によってよく動き、乾燥も感じやすい部分です。頬と同じ量のファンデーションを重ねると、時間がたったときに目の下や細かな線へ入り込んで見えることがあります。
頬を仕上げたあと、パフに残っている少量のファンデーションを使って目の下へ軽くなじませましょう。目のきわまで厚く塗る必要はありません。
目の下の色味などが気になる場合は、クッションファンデーションを何度も重ねるより、必要なところだけコンシーラーを少量使う方法があります。ベース全体の厚みを抑えやすくなります。
口元は薄く仕上げて動きによるヨレを防ぎやすくする
口元も、話したり笑ったりするたびによく動く部分です。ファンデーションを多く重ねると、時間がたったときに口まわりへたまって見えることがあります。
口元はパフに残った量を軽くなじませる程度から始めましょう。小鼻の下や口角など細かな部分は、パフを折ったり先端部分を使ったりすると調整しやすくなります。
乾燥が気になる場合は、ファンデーションを増やすのではなく、メイク前の保湿を見直すことも大切です。
額と鼻はファンデーションをつけすぎない
額や鼻まわりは、頬よりも皮脂やテカリが気になりやすいことがあります。そのため、頬と同じ量を重ねると、時間がたったときに重く見える場合があります。
頬を仕上げたあとにパフへ残っているファンデーションを薄くなじませ、足りないと感じた部分だけ少量を追加しましょう。
小鼻は細かな凹凸があるため、パフを折って角を使うとなじませやすくなります。何度も往復するのではなく、軽く押さえるように整えます。
気になる部分だけ二度目を重ねる
一度顔全体を仕上げたら、すぐにファンデーションを追加せず、鏡で全体のバランスを確認します。そのうえで、色ムラなどが気になるところだけ二度目を重ねましょう。
二度目もパフへたくさん取らず、ごく少量を使います。気になる部分より広く塗るのではなく、必要な範囲へだけ軽くたたき込み、周囲との境目をなじませます。
部分的に重ねることで、顔全体は薄づきのまま保ちやすくなります。すべてを完全に覆うことより、顔全体を見たときに自然に整って見える程度を目安にしましょう。
シミや色ムラはコンシーラーと使い分ける
クッションファンデーションで気になる部分を何度も重ねると、その周辺だけ厚みが出ることがあります。シミや色ムラなどが気になる場合は、コンシーラーを組み合わせる方法があります。
顔全体はクッションファンデーションで薄く整え、必要な部分だけコンシーラーを少量のせます。境目を指や小さなブラシ、パフなどでやさしくなじませると、ベース全体の厚みを増やしにくくなります。
目元など乾燥しやすい部分は特に重ねすぎず、肌になじむ程度に整えることを意識しましょう。
仕上げに清潔な面のパフで軽く押さえる
顔全体へファンデーションをなじませたあと、厚みが気になる部分があれば、パフのファンデーションがあまりついていない面で軽く押さえる方法があります。
頬、目元、小鼻、口元などを軽く押さえることで、肌表面に残ったファンデーションをなじませやすくなります。強くこすると仕上げたベースが動くため、軽く触れる程度で十分です。
特に目元や小鼻はファンデーションがたまりやすいので、最後に一度確認しておくと自然な仕上がりを保ちやすくなります。
フェイスパウダーは必要な部分だけに重ねる
クッションファンデーションのあとにフェイスパウダーを使う場合も、顔全体へ多く重ねる必要はありません。
額や鼻まわりなどテカリが気になりやすい部分、前髪が触れる部分などを中心に薄く使います。頬の自然なツヤを残したい場合は、パウダーを控えめにするとクッションファンデーションの質感を生かしやすくなります。
乾燥しやすい目元や口元は、パウダーを重ねすぎると粉っぽく見えることがあります。その日の肌の様子を確認しながら量を調整しましょう。
クッションファンデのパフは清潔に保つ
クッションファンデーションのパフは肌へ直接触れるため、定期的に洗ったり交換したりして清潔に保つことも大切です。
ファンデーションが多く残ったパフは、表面が固くなり、肌へ均一になじませにくくなる場合があります。洗えるパフは商品に合った方法で洗い、十分に乾かしてから使いましょう。
洗い替えのパフを用意しておくと、乾燥を待たずに使いやすくなります。パフの状態も、薄づきでムラの少ない仕上がりを作るために確認しておきたいポイントです。
まとめ|50代のクッションファンデは少量を軽くたたいて仕上げよう
50代のクッションファンデーションは、一度に多く取るのではなく、少量ずつパフへ取り、頬の中央から軽くたたき込むようになじませることがポイントです。
目元や口元、フェイスラインはパフに残った少量で薄く仕上げ、色ムラなどが気になる部分だけ二度目を重ねましょう。シミなどはコンシーラーと使い分けることで、顔全体のファンデーションを厚くしすぎずに整えやすくなります。
パフを横へこすらず、軽く触れて離す動きを繰り返すことも大切です。部位によって量やたたき方を変えながら、クッションファンデーションならではの自然なツヤ感を生かした薄づきのベースメイクに仕上げていきましょう。
